バナナの皮は、牛、豚、山羊、ウサギ、家禽、魚、その他の種の飼料として、使われることがあります。
しかし、デグーにとっては皮であっても甘いのです。
果実部位同様に、糖の代謝が追いつかず、糖尿病の危険性が高まりますので健康なデグーには与えないようにしてください。
バナナは人間にとってとても美味しいデザートで、貴重な栄養源として食べられています。
栄養豊富で食物繊維も豊富なことで知られていますが、デグーにとってはどうなのでしょうか?
この記事では、
①バナナはデグーに与えても大丈夫なのかどうか
②どのような時であれば与えても良いのか
を紹介しています。
デグーはバナナ(果実部位)を与えると美味しそうに食べる子が多いです。
少量であればデグーに与えても問題はありません。
しかし、デグーの身体は糖の代謝能力が低いため、甘いものをあげすぎると糖尿病になってしまいます。
健康体のデグーには極力与えないようにしてください。
また、バナナの皮の部分であってもデグーには与えないほうが良いでしょう。
バナナの皮は、牛、豚、山羊、ウサギ、家禽、魚、その他の種の飼料として、使われることがあります。
しかし、デグーにとっては皮であっても甘いのです。
果実部位同様に、糖の代謝が追いつかず、糖尿病の危険性が高まりますので健康なデグーには与えないようにしてください。
ただ、ご飯が食べられずに弱っているデグーには少量与えることもあるようです。
バナナにはどのような成分が含まれているのかを調べました。
ビタミンやカリウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富なものの、やはり100gあたりの糖質が高く、健康なデグーに与えるには適していないと言えます。
バナナの成分表 (100gあたり) |
|
果実(生) | |
エネルギー | 86kcal |
炭水化物 | 22.5 g |
脂肪 | 0.2 g |
タンパク質 |
1.1 g
|
ビタミンA相当量 | 5 μg |
βカロテン | 42 μg |
チアミン | 0.05 mg |
リボフラビン | 0.04 mg |
ナイアシン | 0.7 mg |
パントテン酸 | 0.44 mg |
ビタミンB6 | 0.38 mg |
葉酸 | 26 μg |
ビタミンC | 16 mg |
ビタミンE | 0.5 mg |
カリウム | 360 mg |
カルシウム | 6 mg |
マグネシウム | 32 mg |
リン | 27 mg |
鉄分 | 0.3 mg |
亜鉛 | 0.2 mg |
銅 | 0.09 mg |
セレン | 1 μg |
水分 | 75.4 g |
水溶性食物繊維 | 0.1 g |
不溶性食物繊維 | 1.0 g |
ビオチン | 1.4 µg |
有機酸 | 0.7 g |
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
バナナはデグーが食べても問題のない食品です。
しかし、健康なデグーには糖質が多く、極力与えない方が良い食品だということがわかりました。
ただ、歯の病気で食事ができない場合や、低血糖を起こしている場合など、弱っているデグーには少量与えることもあります。